![]()
私たちの暮らしは判断すべき事柄の連続です。今日何を着ていくか、次の食事に何を食べるかといった日常的な選択もそうですが、めったにない大きな買い物や進路の問題など、より慎重な判断を迫られる場面もたびたび訪れます。
どんな判断も、決め手になるのは本人の意思です。しかし、認知症や知的障害、精神障害などの理由で判断能力が不十分なため、そうした自己決定が困難なケースもあります。このような方々は、所有する不動産の処分や介護施設に入るための契約などの判断を自分一人でうまく行えないばかりでなく、必要のない高額の商品を買わされたり、金品を騙し取られたりする危険性が高くなります。
「成年後見制度」は、こうした問題を抱えている方が安心して生活できるように、信頼できる「成年後見人」が預貯金や不動産の管理についてアドバイスしたり、ご本人に代わって財産に関わる契約などを行うためのしくみです。